目次
管理業務主任者とは?
管理業務主任者とは、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格者です。
管理業務主任者となるには、管理業務主任者試験に合格後、国土交通大臣の登録を受け、管理業務主任者証の交付を受け必要があります。
また、 管理業務主任者に登録のできる人は、次のいずれかに該当する人になります。
①マンションの管理事務に関し2年以上の実務の経験を有する者
②国土交通大臣の登録を受けた者が行う実務講習を修了した者
試験概要
受験資格:なし
受験料:8,900円
願書受付:9月上旬~下旬
試験日:12月第一日曜日
合格発表日:1月中旬
出題形式:四肢択一のマークシート
出題数:50問
試験時間:2時間
一部免除:マンション管理士試験合格者は”マンション管理適正化法”の5問を免除
2019年度(昨年)の出題傾向
【法令:31問 】
①マンション管理適正化法:5問
②区分所有者法等:6問
③標準管理規約:10問
④民法その他法令:10問
【管理事務・会計: 7問】
①管理事務:5問
②会計:2問
【建築・設備系:12問】
①建築・設備:6問
②設備系法令:6問
合格率や合格点は?
過去10年分の合格率と合格点(2010年~2019年)
年度 | 合格点 | 合格率 | 正答率 | |
2010年度 | 36点 | 20.1% | 72% | ★ |
2011年度 | 35点 | 20.7% | 70% | ★ |
2012年度 | 37点 | 21.9% | 74% | ★ |
2013年度 | 32点 | 22.5% | 64% | |
2014年度 | 35点 | 21.0% | 70% | ★ |
2015年度 | 34点 | 23.8% | 68% | |
2016年度 | 35点 | 22.5% | 70% | ★ |
2017年度 | 36点 | 21.7% | 72% | ★ |
2018年度 | 33点 | 21.7% | 66% | |
2019年度 | 34点 | 23.2% | 68% |
過去10年で一番合格点が高かったときが2012年の37点です。
他の年を見ても合格点が7割以上の正解が必要な年が6回ありますので、合格には最低でも7割、安全圏は8割の得点が必要になります。
合格から登録までの流れ
試験合格
⇓
主任者の登録申請 (登録手数料:4,250円) (※)
⇓
登録通知書の受領
⇓
主任者証の交付申請(交付手数料:2,300円)
⇓
主任者証の交付
※ 2年以上の実務経験がない人は登録実務講習を受ける必要があります。(受講料:22,550円)
2020年度試験速報(予定)
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